外科、消化器内科、消化器外科、大腸・肛門外科、肝臓・胆のう・膵臓外科

特徴

高機能手術室
高機能手術室

胃癌、大腸癌、胆石症、鼠径ヘルニアなどの手術を行います。また腹痛や便秘、下痢症などの消化器疾患を診療しています。健康診断で指摘された内容について内視鏡などで詳細な検査・ご相談を承っております。

<対応手術について>
  • 胃癌
  • 大腸癌
  • 胆石症
  • 鼠径ヘルニア
<内視鏡検査およびその他について>
  • 胃内視鏡検査、大腸内視鏡検査
    •  予約制となっていますので、ご希望の方は消化器外来を受診の上、担当医師とご相談ください。 緊急の場合は、当日対応もしております。 ご希望により、麻酔下検査も可能ですので、担当医師とご相談ください。
  • CT検査や超音波検査、採血検査、ノロウイルス迅速検査などは、当日に結果がわかるシステムとなっております
<細径経鼻内視鏡の紹介>
オリンパス社製GIF-N260を使用

メリット

  1. 全身麻酔(鎮静剤)をしようするのと比べ、薬による副作用が少なく安全な検査で、検査後に仕事をすることも可能です。
  2. カメラの径が細いため、通常径のファイバーに比べ痛みや反射が少ない。
  3. 鼻から挿入するとファイバーが通る経路が違うため、口から挿入するのに比べ、嘔吐反射が少ない。
  4. 検査中に会話ができます。

デメリット

  1. 鼻からの出血など損傷リスクがあるため、鼻疾患がある方は避けたほうが良い。
  2. 全身麻酔(鎮静剤)を使用するのと比べ、若干苦痛感がある。
  3. 鉗子口が小さいため、ポリープ手術が不可能である。

主な対応疾患

  • 胃・大腸ポリープ(内視鏡手術など)
  • 早期粘膜内癌(内視鏡手術など)
  • 胃・十二指腸潰瘍(内視鏡検査、除菌療法など)
  • その他(内視鏡下胃瘻造設など)

医師紹介

長山 裕之

役職

外科部長

出身大学

昭和大学 1991年卒業

専門分野

  • 消化器外科
  • 内視鏡外科
  • 消化器内視鏡

専門医・認定医

  • 日本外科学会専門医・指導医
  • 日本消化器外科学会専門医・指導医
  • 消化器がん外科治療認定医
  • 日本消化器内視鏡学会専門医・指導医
  • 日本消化器病学会専門医
  • 日本がん治療認定医機構認定医
  • 日本内視鏡外科学会技術認定医

ご挨拶

 今、日本人のおよそ2人に1人はがんに罹患し、3人に1人はがんで亡くなります。がん罹患数の第一位は大腸癌、第二位は胃癌です。がんによる死亡数の第二位は大腸癌、第三位は胃癌です。

 大腸癌は日本では増加傾向ですが米国では減少しており、検診受診率の改善、大腸内視鏡検診の推奨、ポリープの完全摘除などがその理由として考えられます。胃癌の死亡率は日本でも減少傾向ですが、早期発見には内視鏡検査が不可欠です。精度の高い内視鏡検査体制を整え、少しでも消化器癌の二次予防に貢献出来ればと考えております。

 もし胃癌や大腸癌と診断されても、内視鏡下粘膜下層剥離術(ESD)の適応であればお腹を切らずに治療が可能です。手術が必要と判断された場合でも、腹腔鏡手術の適応であれば3cm程の臍部小切開で根治切除が可能です。なるべく低侵襲な治療を心がけておりますので、一度御相談頂ければと存じます。

診療日

診療日、担当医につきましては外来診療予定表をご覧ください。